冬の足音はどんな音?

コウフクロウの森にも、冬の足音が近づいてきました。

「冬の足音が近づく」とか「冬の足音が聞こえる」という言いかたをしますが、冬の足音ってどんな音がするのでしょう。

コウフクロウの森では、森の木々がたくさんの葉を落とし、その落ち葉を踏みしめるような音がするのではないのでしょうか。

木の葉が色づくことについては前に紹介しましたが、その葉もやがて寿命がきます。気温か低くなると根のはたらきが鈍くなってしまい、水分が充分にとれなくなります。そして、葉をおいしげっていたのでは樹木の水分が逃げ出してしまうことになります。ですから、自らの身を守るため、役に立たなくなった古い葉を木から落として冬を越すのです。こうして、木は生き残っていくのです。

冬の足音

コウフクロウの森の動物たちも、冬の足音を聞きながら、せっせと冬支度をしていることでしょう。