環境への負荷をできるだけ少なく
有機食品とは、農薬や化学肥料に頼らず、環境への負荷をできる限り少なくする方法で生産される有機農産物と有機畜産物、それらを原料にした有機加工食品のことをといいます。
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農産物であれば、堆肥で土作りをするところから始めます。畜産物であれば、環境への負荷を減らして生産された飼料で育てます。また、加工食品は、化学的に合成した食品添加物を避けるなどします。
人にも環境にもやさしく
有機(オーガニック)食品を育む有機農業は、自然資源の循環によって支えられています。具体的には、たとえば「農産物(米)→飼料(稲わら)→畜産物(牛)→堆肥(牛ふん)→農産物(米)」というようなサイクルです。
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農産物を収穫したあとの葉やわらが家畜の餌となり、その家畜のふんから堆肥が作られ、その堆肥で農産物が育つというサイクル。このような循環型の農業から、有機食品は生まれます。この循環型の農業は、人にも環境にもやさしいものです。